フランクフルトに所属するオランダ代表DFイェトロ・ヴィレムス。長谷部誠らともプレーしたことがある26歳の左サイドバックだ。
『Eindhovens Dagblad』によれば、ヴィレムスは9歳の時にコカインの密輸をしたという。
生まれ故郷であるオランダ領のキュラソーからオランダ本土にコカインを持ち込んだそう。
元オランダ代表アンディ・ファンデルメイデと自身の自伝について語った際にこんな話をしていた。
イェトロ・ヴィレムス
「自分の家族は生活が苦しかった。
ある時点で金を使い果たした。仕事がある時でも十分な金が残らなかった。
その後、両親からドラッグの密輸をするつもりだと言われた。
(最初は両親が密輸を試みるも失敗し)俺は自分を犠牲にした。
両親からそれについて聞かされた、俺はちょっとクレイジーだったからね。
家族のためにやらなければならないなら俺はやる。
両親はそれを俺の足に接着した。すごくおかしかったけれど、子供はあまり警戒されない。
(オランダへの移住は)俺たちにとっての光だった。全てがうまくいった。みんな働き、全てがうまくいったんだ。
あの状況には2度と陥りたくない」
ヴィレムスは家族と兄妹のために自らを犠牲にしたとか。その後、彼は16歳でスパルタのトップチームにデビューしている。
今季のヴィレムスはコンディション不良で1試合もプレーしていないが、本人はニューカッスルへの復帰を希望しているとも伝えられている。