現在ユヴェントスでプレーしているポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド。先日は新型コロナウイルスで離脱したが、回復直後から目覚ましい活躍と筋肉を見せている。
復帰戦となったスペツィアとの試合でも2ゴール!PKでは伝統の技「パネンカ」も見せたぞ。
バロンドールを5回獲得した世界最高の選手であるが、今回『The SUN』は彼の「謙虚エピソード」を掲載した。
それは2018年12月の出来事であるとのこと。ガールフレンドのジョージナ・ロドリゲス、そして息子のクリスティアーノ・ロナウド・ジュニアとともにクリスマス前のディナーに出かけたときの話しだそうだ。
彼らはトリノのカーサ・フィオーレというレストランに午後9時半から3名で予約を入れていたそう。
ただクリスマス前ということでレストランは混雑しており、午後7時半からの予約の客がそれまでに帰ってくれることを期待してのブッキングだったという。
念の為にカーサ・フィオーレは近くのレストランからテーブルを借り、店の隅に設置したとのこと。
そしてクリスティアーノ・ロナウド家族は午後8時に到着したが、残念ながら店はまだ満員で、彼らはその緊急テーブルで待つことになった。その状況について、シェフのダヴィド・フィオーレは以下のように話したという。
「他の客は言葉を失っていた。私はクリスティアーノ・ロナウドを緊急テーブルに座らせてしまったが、時間が経っても誰も怒らなかった。ジョージナも息子も父と同じように穏やかだった。
このような状況で、彼よりも遥かに有名ではない人々が5分で怒り出し、傲慢に去っていくのも見たことがある。しかし彼は40分近くも待ってくれたんだ。
しかも4日後にはまた店に来てくれた。それから週に1回は来店してくれるようになった。ときには代理人のジョルジュ・メンデスとともに」
それだけ待たされたにもかかわらず、彼は新型コロナウイルスの問題が起こるまでは常連として通い詰めていたとか…。人としての器が大きいぞ。
残念ながら現在はイタリアで夜間の外出が制限されているため、カーサ・フィオーレも夕方には閉店せざるを得なくなり、苦しい経営を余儀なくされているようだ。