アーセナルを20年以上に渡って指揮したアーセン・ヴェンゲル氏。イングランドに渡る前には名古屋グランパスの監督を務めたことでも知られる。

そのヴェンゲル氏が『Guardian』のインタビューで識者や読者からの質問に答えた。日本関連の部分だけ抜粋してみる。

アーセン・ヴェンゲル

「(日本での生活に浸ることで、スポーツと美学に対する理解はどう変わった?

私はよりオープンマインドになることができたので、自分にとって有益なものだった。

自分はアルザス出身であることを忘れないようにしよう。私はモナコで働いたが、アルザスとは全く違う国だった。

その後、日本とイングランドでも働いたが、それもまた全く違うものだった。

それらの経験によって、より寛容になり、他の人々をより理解しようとする。結局はその国の文化は幼少期に作り上げた考え方や行動様式から成るものだと気付く。

他人との出会いは、自分自身から抜け出して目の前にいる他人を見ようとしなければならない。それは、監督の仕事の一部でもある。

それは私が日本でやろうとしたことでもある。言葉を学ぼうとした。

どう振る舞うかを説明してもらうために日本人のアシスタントを持とうとした。

非常に興味深く、非常にエキサイティングな経験だった。

もし大きな仕事でなければ、ヨーロッパには戻らないとほぼ決心していたんだ」