今季ボルシア・ドルトムントからチェルシーに加入したアメリカ代表MFクリスティアン・プリシッチ。
16歳でドイツに渡ったウインガーは、すぐにブンデスリーガでその才能を開花させ、初挑戦のイングランドでもインパクトを残した。
クリスタル・パレス戦で見せた仕掛けからのゴールがこれ!終盤戦での好調さは本当に素晴らしかった。
今回『Manchester Evening News』が伝えたところによれば、実はそのプリシッチはマンチェスター・ユナイテッドに獲得が推薦されていたという。
かつてユナイテッドでスカウトを務めていたホルヘ・アルビアル氏は、インタビューに対してこう語ったとか。
ホルヘ・アルビアル
「彼がドルトムントでどれだけ良い成長をしていたか知っていた。とても良くやっていたし、スーパースターになる男だとわかっていた。
私は常に彼を信じ、常に彼の父親とコンタクトを取った。『マンチェスター・ユナイテッドに推薦している』と話すために電話もかけた。
何度も獲得を要請したが、私は北米のみの担当で、ドイツは自分のエリアではなかった。
我々はリストを持っていて、アルフォンソ・デイヴィス(現バイエルン)とプリシッチが最初に入っていた。
チームには彼らと契約するよう強く要請していたし、ドイツのスカウトも興味を持っていた。『この選手を見ろ』ではなく、『獲得しなければならない』というものだった。
直接チーフにも会って『聞いてくれ、彼らは並外れている。すぐ見に行って決断しなければダメだ。我々が行かなければ誰かがそうする』と話したが、それは起こらなかったね」
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アルビアルによれば、マンチェスター・ユナイテッドが彼ら2名の獲得に動かなかったのは、「アメリカ人であることが懸念されたから」だとか…。