先日ようやく試合が再開されることになったトルコ。リーグに続き、中断されていたカップ戦が準決勝からリスタートされた。
16日に行われたのは準決勝2ndレグのフェネルバフチェ対トラブゾンスポル。試合は1-3で後者が勝利しているが、前半24分に話題の出来事があった。
フェネルバフチェに所属している39歳の元トルコ代表MFエムレ・ベレゾールが、ピッチ脇からこの荒ぶりよう…。
Kadıköy’de gergin anlar! Kırmızı kart gören Emre Belözoğlu’ndan Cüneyt Çakır’a şok sözler: ❝Allah’tan kork!❞ pic.twitter.com/IgK46K6JM5
— Takvim 🇹🇷 #EvdeKal (@takvim) June 16, 2020
強い口調で抗議する彼に、審判は2枚の警告を立て続けに提示!エムレはこの試合ベンチスタートだったが、プレーすることなく24分で退場となった。
さらにトラブゾンスポルのノルウェー代表FWアレクサンデル・セルロートは、エムレに対して「そろそろ黙っとけや」とジェスチャー…(動画54秒)。
これによってセルロートも1枚の警告を受けているが、1-1で迎えた83分に彼が追加点を奪取し、トラブゾンスポルに勝利をもたらしている。
エムレ・ベレゾールは1980年生まれの39歳。2002年ワールドカップに出場した経験がある数少ない現役選手だ。
インテルやニューカッスルでプレーするなど欧州のトップリーグでも存在感を示した名ボランチだが、かなり気性が荒く警告が多いことでも知られている。その「勝負に賭ける熱さ」は39歳になっても健在であるようだ。