世界中に大きな被害をもたらしている新型コロナウイルス。英国では4万人以上の方が亡くなっている。

アストン・ヴィラのディーン・スミス監督の父親もそのひとり。指揮官は79歳で亡くなった父ロンさんとの別れについて初めて語った。

『Guardian』などによれば、こう述べていたそう。

ディーン・スミス(アストン・ヴィラ監督)

「コロナウイルスに感染した時、父は介護施設にいた。

無症状だったのだが、それから3日後に救急隊員によって病院へ搬送されたと連絡を受けた。

母にとっては辛いことだった、父に11週間も会えなかったのでね。

だが、最後には父は養護施設にやって来て、亡くなった時には完全な防護服姿ながら私たち家族も会うことが許された。

親を亡くすタイミングがいいことなど決してない。

でも、いまの父はこれまでよりもいいところにいるかもしれない。ずっと体調がよくなかったからね」

ロンさんは認知症も患っていたそうで、スミス監督はコロナ禍にあるなかで最後に別れを告げられたことに感謝していたという。

現役時代はDFだった同氏は49歳。コーチを務めるあのジョン・テリーとはこんな感動的なシーンも(以下動画57秒~)。

昨季のヴィラは2部で5位だったが、スミス監督のもとでプレーオフを勝ち抜き、プレミアリーグ昇格を成し遂げた。

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ただ、現在は19位で今後は残留をかけた厳しい戦いが待っている。再開初戦の相手はシェフィールド・ユナイテッドだ。

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