新型コロナウイルスの影響で多くのクラブが財政的なダメージを負っている。

ドイツの名門であるカイザースラウテルンは破産手続きに入った。『SWR Sport』によれば、地方裁判所に破産を申請したとのこと。

現在は3部リーグに属するカイザースラウテルンだが、ブンデスリーガで4度の優勝を誇る名門。ミヒャエル・バラックやミロスラフ・クローゼらもプレーしたクラブだ。

皇帝バラックがカイザースラウテルン時代に叩き込んだスーパーシュートといえばこれだ(以下動画49秒~)。

左足でものすごいシュート!しかも、背番号3!

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コロナ危機で財政状況が悪化した同クラブの負債は2400万ユーロ(29億円)ほど。財政難のなかで新しい投資家を見つけることができなかったため、破産を決断したという。

ただ、すぐにクラブが消滅することはないようだ。カイザースラウテルンは自己管理による破産を求めており、取締役は管財人らのサポートを受けて職務を続けるとのこと。これは組織を再構築して維持していくプロセスだとも。

また、ドイツサッカー連盟はコロナ禍にある今シーズンは破産を申し立てたクラブに対するペナルティを一時保留にしている。そのため、債務超過のクラブが破産して自己再建するための条件はこれまでになく好条件になっているという。

そして、破産の道を辿るクラブはカイザースラウテルンが最後ではないだろうとも伝えられている。

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