かつてリヴァプールでマイケル・オーウェンと名コンビを組んだ元イングランド代表FWエミール・ヘスキー。
彼は今回『888sport』に対して以下のように話し、リヴァプールに加入した2000年頃に見たオツェモバーというDFが本当にいい選手だったと語ったそう。
エミール・ヘスキー
「たしか彼は最終的にノリッジへ行ったと思う。私がリヴァプールに来た2000年に、ジョン・オツェモバーという右サイドバックがいたんだ。
何が起こったのかはわからないが、彼はなぜか衰退していった。
しかし、彼は本当にいい選手だった。すごいエネルギーがあり、あのポジションに必要なものを持っていた。
とても良かったが、残念ながら彼がブレイクすることはなかった。トレント・アレクサンダー=アーノルドやロバートソンを見ても、彼は同じくらい素晴らしかったと思うよ」
ジョン・オツェモバーは1983年生まれの選手で、リヴァプールのユースで育った右サイドバックだった。
2002年にトップチームへ昇格し、リザーブで活躍した後4試合に出場。それからハル・シティ、ボルトン、クルーへと貸出された後、2005年にロザラム・ユナイテッドへと移籍している。
2012~2014年に所属したMKドンズではこんなスペシャルなヒールキックゴールを決めたことも(動画2:20~)。
If you start watching these MK Dons vs AFC Wimbledon highlights at 11:57:35pm, you’ll see Jon Otsemobor’s Heel of God hit the back of the net at exactly midnight... pic.twitter.com/642sDX2t4T
— MK Dons (@MKDonsFC) December 31, 2019
これはオシャレすぎる…。
彼は2014年夏にドンカスター・ローヴァーズの入団テストで落選した後現役を引退し、現在は不動産業界で働いているとのことだ。
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ヘスキーは若い頃の彼を見て驚かされたようだが、オツェモバーは結局プレミアリーグで5試合にしかプレーできず、2~3部を行来するような立場に…彼に何があったのだろうか。