ゴールキーパーといえばゴールを守るが仕事だ。ところが、ホセ・ルイス・チラベルやロジェリオ・セニのようにPKやFKといったセットプレーを担当しゴールを狙うものがいた。だが、彼らも現役を退いた。

実は世界には意外とセットプレーを担当するゴールキーパーがいる。いつしか足元でのつなぎも自然と求められるようになった現代のゴールキーパー像だが、反面リスク管理からかFKやPKを蹴るような個性的な選手は減ってしまった。だが、2020年の今でもゴールをあげ続けている選手達がいる。

ウーゴ・スアレス(ボリビア)

ボリビア代表8capを誇る選手でボリビア国内の強豪チームであるホルヘ・ウィルステルマン、オリエンテ・ペトロレロなどでプレー経験がある。

代表での得点こそないが、クラブレベルではフリーキックやペナルティキックを担当することがある「ボリビアのチラベル」。

2007、2015年のコパ・アメリカに出場経験があり、1982年生まれながら今でも現役を続けている数少ない昔を知るゴールキーパーである。

愛称は「Chila」。