ナイジェリア代表の歴代最多キャップ数(101)を誇るGKヴィンセント・エニェアマ(リール)が急遽代表からの引退をInstagram上で発表した。

「13年以上ものよき戦いをしてきた。これで終える。私はもうナイジェリア代表のキャプテンではないし、このチームのGKでもない。チームにはいない。もはや代表での出場はない」などとのメッセージが綴られている。

2014年にジョセフ・ヨボから代表キャプテンの座を受け継いだエニュアマ。

『BBC』によれば、代表監督サンデー・オリセーがこのほど行われたコンゴ民主共和国戦の数時間前になって、代表キャプテンをアーメド・ムサに変更した後に今回の決断が下されたという。ただ、エニュアマ自身はキャプテンの剥奪が代表引退を急かすことになったとは認めなかったそうだ。

彼は今年9月に母親を亡くしており、その月の代表戦は欠場していたという。今回の決断について、こう述べたそうだ。

「人生で最も辛い時期だ。私は母と感情を失った。スーパー・イーグルスで13年間プレーした後、こういう終わり方は考えもしなかった。だが、時が来たんだ。去るのにいい時など存在しない。だが私はこれからもずっとスーパー・イーグルスとナイジェリアフットボールのファンさ」

「家族と友人、そしてずっと私を応援してくれた全てのファンたちにただお礼を言いたい。3度のW杯でプレーし、アフリカネイションズカップを勝ち取った。そして、勇敢なる同胞たちと戦った。なので、私は高みから去るんだ」

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