新型コロナウイルスの影響によって、リーグ戦が中断されている欧州各リーグ。5月を間近に控えるなか、各国で再開と打ち切りを巡る判断が分かれている。
フランスでは「サッカーを含めた2019-2020シーズンのプロスポーツは再開できない」などと首相が宣言。9月まで開催ができないため、リーグアンとリーグドゥの今季は打ち切られる見込み。
ただ、『L'Équipe』の記者によれば、8月から2020-21シーズンを開幕させる可能性はあるようだ。また、PSGのナースル・アル・ハライフィ会長は、今季のUEFAチャンピオンズリーグは諦めない姿勢で、フランス国外でプレーする意思を見せているとも。
一方、ドイツでは再開に向けた動きが本格化しつつある。『Bild』によれば、連邦労働社会省がブンデスリーガ再開に向けてゴーサインを出したとのこと。
木曜日にはメルケル首相もブンデスリーガについて話し合うという。再開時期は5月9日を目指しているものの、16日になる可能性もあるそうだ。
また、スペインでもプロアスリートたちが5月4日から個人練習を再開することが許可される。『Sky Sports』によれば、5月11日からはクラブ施設での練習も認められる見込みだそう。
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そして、プレミアリーグは6月13日からの再開を目指しているようだ。『Mirror』によれば、今週金曜日の会議でどのようにプレーされるべきかを話し合う予定だそう。
無観客開催だけでなく、中立地での試合開催もありえるという。クラブ側は再開までに3週間の準備期間を設けることを望んでいるが…。