現在新型コロナウイルスの問題でイングランド・プレミアリーグは中断を余儀なくされており、各クラブは試合を行えない状況にある。マッチデー収入が得られなくなったため、選手やスタッフの給与を削減する動きが相次いだ。
アーセナルは選手たちに12.5%の減給を要請したものの、3名の選手に拒否されている…と報道された。そしてそのうちの一人がメスト・エジルであると。
この数年間、週35万ポンド(およそ4700万円)もの給与を受け取りながらもピッチで活躍できずにおり、批判を受けているエジル。昨年末には交代に憤るこんな場面も…。
Mesut Ozil wasn't a happy man at full-time 🤬pic.twitter.com/4goP01b5Vv
— Goal (@goal) December 6, 2019
エジル自身も不満を貯めていることがわかる場面だった。
今回もアーセナルの給与削減要請に従わなかったとしてさらなる批判を受けており、ファンからの評価が下がっている。
しかし『Talksport』に出演した元イングランド代表FWダレン・ベントによれば、それ以上に「給与削減を拒否した人間の名前がリークされること自体が問題」だそう。
ダレン・ベント
「あのドレッシングルームには明らかに『スネーク』がいる。それは良くないことだよ。
スポーツで仲間とともにいる時、それは小さな家族のようなものだ。しかし時々人間は境界線を超えてしまう。
私なら、誰が話を漏らしたのかを探るために電話をかけているだろうね。
アーセナルは3人が給与削減を拒否したと報道された。その中でエジルだけ名前が出されるべきではないはずだよ。
エジルは別に『自分はやらない』と言ったわけではないし、今のところ拒否をしている理由も明らかになっている。
彼はただ時間を見たいと言っているだけで、お金がどこに行くのかを知りたいと考えている」
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メディアに良からぬ情報を流してくる『スネーク』がアーセナルの内部にいるように見え、エジルが拒否したことよりもそのほうが問題である…とのこと。
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