チェルシーで長くプレーし、キャプテンとして多くのタイトル獲得に貢献してきた闘将ジョン・テリー。先日はクラブからトップ10ゴールをまとめられていた。

ほとんどはヘディングだが、3:45~ではあの伝説的なボレーシュート、4:33~ではおしゃれなヒールでのゴールも。

『Daily Mail』によれば、今回彼はInstagramのライブ配信で「チェルシーでもっともすごかった選手は?」と聞かれ、なんと以下のように話したそう。

ジョン・テリー

「おそらく、それはロブ・ウォリーストンという選手だ。彼はMFかウインガーだった。すごい能力を持っていたよ。

私は今も彼のことを覚えているが、自分を駆り立てるようなメンタリティがなかったんだ。

彼は本当に若い年齢でトップチームとの練習をすることを選んだ。17歳か、18歳で。

とても彼は良かったし、フリット監督も『カップ戦で起用するからな』と彼に伝えていたんだ。

だけど彼は試合の日に電話をかけて、『病気になってしまった』と言ったんだ。

我々ならば、もし病気であっても、世界の終わりの日のように気分が悪かったりしても、試合には出るしチャンスを諦めることはない。

ただ、彼はそれを2~3回やってしまった。試合をするメンタリティを持っていなかったんだ。

でも、能力に関しては本当に素晴らしかった。信じられないほどにね」

ロバート・ウォリーストンは1979年生まれの40歳。1999年にデビューしたものの5年で2試合のみのプレーに終わり、ローン生活を送った後に退団した。

ブラッドフォードやオックスフォード、ケンブリッジなどでプレーしたが怪我もあって成功できず、2010年からはノンリーグに所属。2014年に現役を引退している。

テリーに言わせれば「能力的には素晴らしかった」とのことだが…選手として成功するためにはどれだけメンタルが重要かがわかるエピソードだ。

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