世界各地に経済的損失をもたらしている新型コロナウイルスの感染拡大。英国では自宅待機となった労働者の給与の8割を政府が負担する制度を打ち出した。
この制度を利用すると発表して大炎上したのが、リヴァプールだ。
一部スタッフを自宅待機にしたうえで、(残り2割分の)給与は負担するとしたのだが、リヴァプールは世界で7番目にリッチなクラブなだけに、ジェイミー・キャラガーやスタン・コリモアら身内からも大きな批判が寄せられた。
190cmを超えるダイナミックFWだったコリモアのリヴァプール時代の渾身ゴールといえばこれ。
"Collymore closing in!" ⚽ pic.twitter.com/sKyQrlHa0R
— Liverpool FC (at 🏠) (@LFC) January 22, 2017
そうした中、リヴァプールはふたたび声明を発表。
ピーター・ムーアCEOは「先週、我々は間違った結論に達してしまった。非常に申し訳ない」と謝罪したうえで、スタッフへの支払いのために「他の方法を探すことを選んだ」として自宅待機を撤回するとした。
『BBC』によれば、大きな批判が寄せられたことを受けて、リヴァプールのオーナーであるFenway Sports Groupや幹部、ステークホルダーらは協議を行っていたという。