新型コロナウイルスの流行によって、世界各国のリーグが中断に追い込まれている。

英国では4部リーグまでが中断されていたが、FAイングランドサッカー協会は下部リーグにも中断勧告を出した。政府からの可能な限り社会的接触と集会を避けるという通達を受けての措置だ。

5部リーグはこれより先に4月3日までの中断を決定しており、英7、8部のノーザンプレミアフットボールリーグも無期限での中断を決めている。『Mirror』では、「FAはイングランド中のアマチュアクラブに対して当分の間は活動を延期するよう通知した」とも伝えている。

トップリーグ中断によって英7部に実に3000人以上が詰めかけたという試合もあったのだが。その一戦の盛り上がりがこれ。

この雰囲気は実に素晴らしいが、感染リスクもありそう…。

感染が広がるイタリアでもセリエAが4月3日まで中断中。まだ12節が残る2019-20シーズンを終わらせるのはスケジュール的に厳しい状況だ。そのため、今シーズンを2年に渡って行う可能性が出てきた。

『Rai』によれば、イタリアサッカー連盟のガブリエレ・グラヴィナ会長が「リーグ戦を締めくくるのが不可能になった場合、他の決断をすることになるだろう。今季が2つの異なるシーズンにまたがる可能性も除外しない」と認めたという。

6月に開幕が予定されているEUROを度外した場合でも、選手の契約期間を考えれば6月末までにはシーズンを終わらせる必要がある(6月30日で契約満了→7月1日からは別チームに移籍する選手もいる)。

それが厳しいとなった場合には2019-20シーズンを2シーズンに伸ばすこともありえるという。それが、どういった形に運営されるのは見当もつかないが…。

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