昨年1月にナントからカーディフへの移籍が決まった直後、飛行機事故で命を落としたエミリアーノ・サラ。

当時のハリルホジッチ監督が涙を堪えきれない様子はとても痛々しいものだった…。

見ているこちらも辛い…。

『BBC』によれば、サラを乗せたパイロットには飛行許可が与えられていなかったという報告書が出されたという。

英国の航空事故調査局(AAIB)が現地金曜日に調査結果を発表。パイロットは雲を避けるために降下した際に一酸化炭素の影響を受けて飛行機は制御を失ったという。パイロットがコントロールを取り戻そうとしたことで飛行機は空中で壊れ始めたそう。事故当時のサラも一酸化炭素中毒によって深く意識を失っていただろうとされている。

AAIBは、このパイロットは夜間飛行の資格がなく、視界ではなく計器を使用しての飛行に不慣れだったと指摘。当該パイロットの同種ライセンスは2018年11月で失効しており、乗客を乗せて飛行する免許はなかったという。

さらに、この飛行機のオートパイロット(自動操縦装置)には断続的な障害があり、“動作不能”とされるべきだったとも。調査は「飛行機にもパイロットにも商業運転に必要な資格や許可がなかった」と結論付けている。

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