先週末に行われたアルゼンチン2部のアトランタ対ヌエバ・チカゴの試合で、大きな問題が発生した。

後半に入って20分すぎ、接触プレーを巡って両チームがもみ合い(5秒~)となり、ヌエバ・チカゴのMFファクンド・マテルとアルナルド・ゴンサレスが立て続けに退場となる。

そして、アルナルド・ゴンサレスがピッチを去るとき(動画40秒~)、股間を触り、さらに頭部を掴むようなジェスチャーを見せたのだ。

『CNN』によれば、これはユダヤ人の伝統である割礼、そして民族衣装であるキッパー(帽子)を揶揄するジェスチャー。

アトランタはブエノスアイレスにあるユダヤ人コミュニティと深い繋がりがあるクラブで、そのサポーターに向けたものだとされる。なお、このあとアトランタが2ゴールを奪い試合は2-0で終了している。

その後、アルナルド・ゴンサレスはTwitterですぐにユダヤ人コミュニティに対しての謝罪を発表している。

しかしこの行為は差別的な行為としてかなり大きな罪に値し、もし反差別機関から訴えられた場合は最大1ヶ月の懲役刑を受ける可能性すらあるとのことだ。

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