日本代表MF中島翔哉が所属するポルトはポルトガルリーグ第21節ヴィトーリア・ギマランエス戦に1-2で勝利した。

だが、決勝ゴールを決めたムサ・マレガが自らピッチを去るハプニングが起きた。

マレガは古巣であるギマランエスファンからの人種差別に激昂。味方と相手選手が必死でなだめようとするも、親指を下に下げるジェスチャーを何度も見せるなど怒りが収まらなった。

そのショッキングなシーンがこれだ。

味方も突き飛ばすほどの怒り…。

ポルトは自らピッチを去ったマレガの代わりとなる選手を投入する事態に。

『A Bola』によれば、かつてギマランエスを指揮した経験があるポルトのセルジオ・コンセイソン監督は「我々は完全に怒っている。ここに情熱があることは知っているし、大部分のファンはスタンドにいた一部の人間がやった態度と自分たちが同じだとは思っていないだろう。彼らはウォーミングアップの時からマレガを侮辱していた。我々は人間だ。国籍、肌の色、身長、髪の色は関係ない。今回の件は残念だ」と述べていたそう。

また、マレガと連帯したポルト選手たちは試合後のインタビューを拒否したとのこと。

マレガは試合後にもSNS上で怒りを爆発。「スタジアムに来て人種差別を叫んでいる馬鹿に伝えたいね、クソくらえ!それから、俺を守らずにイエローカードを提示した審判にも感謝する。俺は自分の肌の色を守った。お前らとピッチ上で2度と会わないことを願う!お前らは恥だ」とのメッセージを綴っている。

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