現在トッテナム・ホットスパーに加入間近だと言われている21歳のベンフィカMFジェジソン・フェルナンデス。
この超ロングシュートは2016年のUEFAユースリーグで決めたもの…それから3年半で世界的な選手に成長した。
2018年にはポルトガルのフル代表にも選出され、現在同国で最も期待されるMFの1人として評価されている存在だ。
ベンフィカとの契約には1億2000万ユーロ(およそ147.2億円)の解除条項が付随しているとも言われ、トッテナムは18ヶ月のローン+6400万ポンド(およそ81.5億円)での買取オプションという異例の条件で獲得するとも。
そんなジェジソン・フェルナンデスは、サントメ・プリンシペというアフリカの小さな島で生まれ、SCフリエラスというチームでサッカーをしていた。
そして2009年に10歳でポルトガルに渡ったが、その際にはベンフィカとスポルティング・リスボンが奪い合いをしていたという。
なぜベンフィカが彼を射止めたのか?『The SUN』によれば、その理由は移籍の際の条件だったよう。
なんとベンフィカはSCフリエラスに対して「250ユーロ(およそ3万円)と25個のサッカーボール」を送ると伝え、ジェジソン・フェルナンデスの両親とクラブの了承を取り付けたのだそうだ。
当時ジェジソン・フェルナンデスはSCフリエラスでなんと「ゴールキーパーからボールを貰って全員抜いてゴールを決める」ような子供だったという。
さらにコーチから「そろそろ他の子にもボールを持たせてやれ」と伝えられると、「もうちょっとやらせてよ、ゴールは取らないから」と答えていたとか…。