今年現役を引退した元イングランド代表DFマイカー・リチャーズ。マンチェスター・シティで若くしてレギュラーを掴んだものの、その後怪我に苦しみ30歳でスパイクを脱いだ。
2013年には「撮影のために怪我をした」とカメラマンを騙すという、真に迫ったドッキリをやったことも。
彼は『BBC』のラジオでマンチェスター・シティ時代のことについて話し、コンパニがとにかく口うるさかったと明かしたそう。
マイカー・リチャーズ
「コンパニがお節介な男だったね。とにかくそういう男に見えた。
彼は常に罰金を取れるところを見逃さない。僕は副キャプテンもしていたし、ドレッシングルームでのリーダーだったから、彼から常にせっつかれていたよ。
でも僕は『あの選手が今日は遅れた』とか監督に告げ口するつもりはない。それを捕まえるのはコンパニだけだったから、若い選手は彼を避けていたよ。
彼は全ての罰金額を記録した書類を持っていた。まるで学校の先生や校長のようだった。彼の姿を見たとたん、踵を返したくなるようなね!」
「僕はみんなと友達になろうとした。バロテッリにも『今日は見逃すよ…』と言ったりね。ただ毎週のように彼は遅刻したから、コンパニが僕の肩越しからそれを見ていてね…」
まるで典型的な「学級委員長」のようだったというコンパニ。今はアンデルレヒトで選手兼監督をしているが、今でもそれだけ厳格なのだろうか…。