全日本バレーボール高等学校選手権大会、通称「春高バレー」は12日に決勝が行われ、男子は東山(京都)が駿台学園(東京)をストレートで下し、初優勝を飾った。

京都府京都市にある東山は各種スポーツで実績を残している私立の男子校。サッカーも府内屈指の強豪で、日本代表MF鎌田大地を輩出したことでも知られている。

そんな東山が今回の春高バレー優勝を決めた後に行ったパフォーマンスが話題となっている。

実はこれ、Jリーグ・ロアッソ熊本の“勝利のチャント”としてお馴染みの『カモンロッソ』。ロッソとはイタリア語で「赤」の意味だ。

どうやらチームカラーが赤の東山高校サッカー部が同じように“勝利のチャント”としてやりだしたようで、ノリの良さなどから他の部にも波及。今や東山の代名詞ともなっている。

こちらが本家・ロアッソ熊本の『カモンロッソ』(※ロッソはロアッソがJリーグへ参入する前のチーム名でもある)。東山バージョンに比べてテンポはゆっくりめだ。

勝利した試合でサポーターと選手が一緒に行うほか、試合中のチャントとしても使用。しかもその際、チームが熊本のゴール裏側に攻める時は『カモンロッソ』、相手のゴール裏側に攻める時は歌詞を少し変えて『レッツゴーロッソ』と歌い分けている。

相手サポーターが「引き分けの時もやってほしい」というほどの『カモンロッソ』。今シーズン、ロアッソ熊本の試合を観戦する際はぜひこの名物チャントにも注目してほしい。

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