古橋亨梧(ヴィッセル神戸)

2018年のJ2前半戦はウィングが豊作だった。そして、それを証明するかのように次々とウィングが他チームへ引き抜かれていくのだが、その代表格が当時FC岐阜でプレーしていた古橋亨梧であった。

ルーキーイヤーの2017年にすでにシーズン全42試合に出場していた古橋は2018年には得点力を身に着け5月に月間MVP、そして7月までに11得点をあげた。

2018年8月にヴィッセル神戸へ引き抜かれると、イニエスタのパスの呼吸に合う選手としてウィングだけでなく攻撃的な位置ならどこでもこなすように。2019年シーズンはJ1で二けた得点をあげ優秀選手賞を受賞。また、11月のキリンチャレンジカップ、ベネズエラ戦でデビューを飾った。

50m5.9秒と言われるスピードが持ち味で特に「一瞬の加速力」は世界でも類を見ないほど。とにかく初速でいきなりスピードに乗れてしまうのが最大の武器だが、ダビド・ビジャから薫陶を受けたといい細かな動きにそれをとってみることができる。