2018年の開幕時にはJ2でプレーしていた選手が昨年のJ1でレギュラーをつかんでいる選手は多い。横浜F・マリノスの朴一圭、ガンバ大阪の小野瀬康介らがそうだ。
今回は2018年の開幕時ではJ2の選手だったが、J1へステップアップ。そして、日本代表へピックアップされるまでに成長したサムライたちを紹介しよう。
畠中慎之輔(横浜F・マリノス)
今や日本代表のレギュラーセンターバックを狙う位置にまで成長を遂げたのが畠中慎之輔だ。
J2東京ヴェルディ時代にDFリーダー井林章と共に堅守のチームを支え、井林(のちにサンフレッチェ広島へ移籍)より前の2018年8月に畠中は横浜F・マリノスへと引き抜かれた。
2019年3月にJ1通算9試合という少ない実績で日本代表へピックアップされると、2019年シーズンにはチームレギュラーとして横浜F・マリノスのJ1優勝に貢献、その実力を証明して見せた。
体の強さがあるのはもちろんだが、ヴェルディ時代から非凡なビルドアップ能力を評価されており近代的なセンターバックとして、フィジカル、頭脳、足元の技術と3拍子揃った選手だ。