世界各国で放送されているプレミアリーグ。先日にはリヴァプールのモハメド・サラーがこんな超絶ゴールを決めた。
That finish, @MoSalah 🤤 pic.twitter.com/ASK2uXzzda
— Liverpool FC (@LFC) 2019年12月15日
何度も見てもすごすぎる…!
そのプレミアリーグの海賊版配信を巡って、ロシア企業がストリーミングサービスのTwitchを訴えた。
『BBC』によれば、ロシア第3位のネット大手『Rambler』が1800億ルーブル(3148億円)の賠償を求めているとか。同社が持つ独占放映権が、8~11月までの間に36,000回も侵害されたと主張している。
また、ロシアでTwitch自体を永久BANにすることも求めているとのこと。世界中で毎日1500万以上のアクティブユーザーがいるTwitchだが、ロシアは世界で3番目にユーザー数が多い国だ。
ただ、Twitch側の弁護士は根拠がない訴えと主張。「(Twitchは)ユーザーにプラットフォームへのアクセスを提供しているだけ。ユーザーがポストしたコンテンツを変更したり、違反の可能性を追跡することは不可能。Ramblerからの公式な通知を受け取っていないにもかかわらず、違反を排除するために必要な全ての措置を講じてきた」とも述べたそう。
『Rambler』は2019年から3シーズンに渡るプレミアリーグの独占デジタル配信権を購入済。一方、Twitchを保有するAmazonも英国における今後3年間のプレミアリーグ放送権を取得している。
モスクワ市裁判所は12月20日から審理を開始するが、判断が下るまでプレミアリーグのストリーミングを一時的に停止にさせたとのこと。