パリで行われた2019年のバロンドール授与式。サッカー界のスター達が勢ぞろいした。
式ではディディエ・ドログバがキリアン・エムバペと会場の出席者たちとセルフィーする場面も。そのシーンがこれ。
A picture to remember! @SandyHeribert @KMbappe @didierdrogba #ballondor pic.twitter.com/bgzJpfqLBk
— #BallondOr (@francefootball) 2019年12月2日
エムバペは何やら照れ笑い。『dailymail』によれば、ドログバはこんな秘話を明かしていたそう。
ディディエ・ドログバ
「10年前のある試合後、ひとりの少年が私のもとにきて写真をねだった。
試合結果(と審判のジャッジ)のせいで、その日の私はそれを断った。
その少年がキリアン・エムバペだったことを知ったんだ。
いま、その借りを返したい」
ドログバが触れたのは、チェルシーとバルセロナが激突した2008-09シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ準決勝。
チェルシーはホームでの2ndレグに1-1で引き分けて敗退している。93分にアンドレス・イニエスタがこの劇的ゴールを決めた一戦だ。
#OnThisDay
🔟 años de este momento... 😍
💭 ¿Dónde viviste el Iniestazo?
🎩 @andresiniesta8 pic.twitter.com/l4gaVAZ7Wb
— FC Barcelona (@FCBarcelona_es) 2019年5月6日
Hoy se cumplen 10 años de uno de los arbitrajes más polémicos y escandalosos en TODA la historia del fútbol. Tom Henning Øvrebø, el central. Penales, faltas, manos. Un lío total. "¡Esto es una desgracia, una maldita desgracia!", las palabras de Drogba tras el final del partido. pic.twitter.com/9ThUBxUxOZ
— Invictos (@InvictosSomos) 2019年5月6日
バルサにとっては伝説だが、チェルシーにとっては悲劇…。
ドログバらチェルシー選手たちはデンマーク人主審に激しく詰め寄る場面もあった。あまりにもショックな敗戦だっただけに、エムバペ少年との写真を断っていたそう。
「君が僕のポスターを引き裂かなかったことを願っている」というドログバに対して、エムバペは「そんなことはしていませんよ。でも、あれ以来僕は子供たちをがっかりさせないようにしているんです」と答えていたとか。