PSGで問題になっているPKキッカーを巡るネイマールとエディンソン・カバーニの争い

では、かつて銀河系軍団と呼ばれた当時のレアル・マドリーでは、どうやってキッカーを決めていたのか。

レアルのジネディーヌ・ジダン監督がデイヴィッド・ベッカムとの秘話を明かしてくれた。『Soccerbible』が伝えている。

ジネディーヌ・ジダン(レアル・マドリー監督)

ー2人がレアルにいた当時、どちらがFKを蹴るのかの合意はあった?

事前合意はなかったね。ピッチ上で決めていたよ。

私とデイヴィッドとの関係性は常に素晴らしいものだった」

ーレアルでベッカムとプレーするのはどうだった?

素晴らしかったし、美しいものだったよ。

彼は世界最高のパサーのひとりだった。いつだってパーフェクトだったね。

特にあるシーンのことを覚えているんだ。

彼がよくやるフィールドを横断するような美しいクロス、40~50メートルのロングパスを私がボレーで決めた。ベルナベウでのことだった。

彼とプレーするのは大きな喜びだったよ。

レアル・マドリーでの彼はキャリアの全盛期でもあった。彼とプレーできて幸運だったね。

それほど長くなかったけれど。僕らは1,2シーズンしか一緒にプレーできなかったからね」

ジダンが特に覚えているというゴールはこのシーンのことだろうか。

キッカーについてはどちらが蹴るのかはピッチ上で決めていたそうで、それが成り立つ良好な関係にあったという。PSGの2人もそういう関係性になれれば…。

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