サッカーにおいて大きな問題の一つとなっている脳震盪。
ダニエル・ジェームズが先日の代表戦で倒れた際にも話題になったが、これには「演技が入っていた」と伝えられている(動画はThe SUNに飛んでご覧ください)。
Daniel James was `acting' when he went down seemingly knocked out, claims Wales boss Ryan Giggs after heavy collision https://t.co/JMoS87zFWP
— The Sun - Man Utd (@SunManUtd) October 13, 2019
先日は新しい医学的研究において脳疾患に苦しんでいるサッカー選手が有意に多いことが判明し、複数回の衝撃による悪影響が証明された。
『BBC』によれば、現在EURO2020の委員会において「脳震盪の疑いがある選手を一時的に交代させる」ルールの導入が検討されているという。
2月には国際サッカー評議会(IFAB)の年次総会が予定されており、専門家グループを結成して新ルールの実行可能性を調査する方針であるそう。
頭部に衝撃を受けた選手を一時的に交代させるルールはラグビー・ユニオンにおいて導入されており、医師がより長く脳震盪テストの時間を取れるというメリットがある。
ただ、その一方でデメリットも指摘されており、今後の議論の行方が注目される。