スポーツにおいて現在脳震盪の重大性については見直され始めており、そのリスクを排除しようという動きが活発になっている。

そしてサッカーでも脳震盪になった選手をより適切に扱おうという方向でルールが改正される可能性があるようだ。

『The Athletic』は19日、「国際サッカー評議会(IFAB)は10月23日の理事会で新しい脳震盪ルールについて議論する」と報じた。

現在FIFAやUEFAでは脳震盪の選手に3分間のテストを行うことを義務付けている。

しかしIFABでは今回そのテストの時間を10分に延長すること、さらにその間のみ一時的な交代を許可することを議論する予定だそうだ。

南アフリカのスポーツサイエンティストであるロス・タッカーは『The Athletic』に対してそう明かし、ルールの改正が検討されていることを伝えたとのこと。

ただ、FIFAの医療スタッフは「これによってチームが戦術的に有利になる可能性がある」として一時的な交代ルールに懸念を表明しているとも。

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