またサッカー界に豪胆なクラブオーナーが現れたようだ。
12日、イングランドのイスミアン・フットボールリーグ・ノースディヴィジョン(8部)を戦っているロムフォードFCが「クラブに新しいオーナーが到着した」と公式発表した。
ロムフォードを買収したのはグレン・タンプリンという実業家。『AGP Steel』という鉄鋼会社のオーナーであり、このところサッカー界に進出している人物だ。
2016年にはノンリーグのビレリキー・タウンの会長となり、ポール・コンチェスキーやジェイミー・オハラ、ジャーメイン・ペナントら元スター選手を獲得して話題に。
2017年と2018年には自ら一時監督に就任するなど強権を振るってきたが、今年9月に16歳の息子アーチーを選手としてプレーさせようとしたところ「監督に拒否された」としてオーナーを辞任していた。
そしてそれから2ヶ月、グレン・タンプリンは新たにロムフォードを買収してオーナーとなったのだが…。
We have signed 15 new players today and will concentrate on getting off bottom place and working our way back up the league this season to playoffs
— Glenn Tamplin (@glenntamplin) November 12, 2019
I truly believe we can go from bottom to promotion play offs this season still
COME ON ROMFORD get behind us and let’s do this pic.twitter.com/Rgfcq1BYf4
なんと就任から24時間で15人の選手を獲得し、さらに前監督を解任するとともに、自らヘッドコーチを務めることを明らかにしたのだ。
現在ロムフォードは8部リーグで勝点5しか獲得できておらず、最下位に沈んでいる。グレン・タンプリンは今季昇格プレーオフ圏内(5位以内)を狙うとのことだが…果たしてどうなることやら。