プレミアリーグ第9節、マンチェスター・ユナイテッド対リヴァプールの宿敵対決がオールド・トラッフォードで行われた。

『Sky Sports』の放送では、ジョゼ・モウリーニョらとともにロイ・キーンも解説者として登場。だが、闘将キーンは試合前のこんな光景にお怒りだった。

ピッチ上に出ていく直前のトンネル内で両チームの同胞選手たちはハグを交わしていたのだ。これを見たキーンはこう言い放っていた。

ロイ・キーン

「選手たちにはムカつくね。戦争しにいくのに、ハグやキスをしている。

相手のことを見ることさえするな。彼らと戦いに行くんだ」

ロイ・キーンといえば、パトリック・ヴィエラとのこの試合前バトルが有名。

これでもかと敵意むき出し…。

さすがにこの時とは時代が変わったはずだが、「ゲームは変わったのでは?」と聞かれてもキーンは譲らなかった。

ロイ・キーン

「ゲームはそれほど変わっていない、選手が変わったのだ。

戦争をする相手とハグし合っている。喋るなら試合後か、それもしないかだ」

オールドスクールなキーンとしては、試合前の友好ムードは理解できないということだろうか。

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