15日、日本代表チームはアウェイの地に乗り込んでタジキスタンとのワールドカップ予選に臨んだ。

ここまで日本と同じ勝点6を獲得してきたタジキスタンは、その好調ぶりを日本戦のピッチ上でも見せていた。

相手にとっては慣れない人工芝という環境を利用し、ボールホルダーをコンパクトに挟んでいくプレッシャーとハードタックルでペースを掴み、反撃を仕掛けてきた。日本はなかなかタジキスタンを相手にペースを掴めず、前半はゴールを奪うことが難しい展開となった。

しかし0-0で折り返したハーフタイムを終えると、日本はよりボールを広く動かすことを意識し、タジキスタンの狙いを崩していく。

そして53分には中島翔哉のクロスから先制点。ファーポストに詰めていた南野拓実がフリーでヘディング、ネットを揺らした。さらにその2分後にはパスをワイドに動かして右サイドを破り、酒井宏樹のクロスから南野拓実がヒールでゴールを陥れる。

その後いくつかタジキスタンに大きなチャンスを与えたものの、運にも味方されて失点を逃れることに成功。83分には酒井のクロスボールから途中出場の浅野拓磨がヘディングを叩き込み、リードは3点に広がった。

そして試合はこのまま終了。日本代表はアジア予選のスタートから3連勝となり、グループ首位の座を確固たるものとしている。なお、次の試合は11月15日のキルギス戦、19日の親善試合ベネズエラ戦となる。

【Qolyインタビュー】パリ五輪出場の東京ヴェルディMF山田楓喜、トッテナムのクルゼフスキを「自分の究極系」と語るワケ

大谷翔平より稼ぐ5人のサッカー選手