かつてアヤックスで活躍したデンマーク代表FWカスパー・ドルベアは、今夏フランス・リーグアンのニースに加入した。
しかし彼は先日大きな事件に遭遇した。9月16日に彼が所有している高級時計7万ユーロ(およそ900万円)相当がドレッシングルームから盗まれたのだ。
ドルベアはすぐにこの事件を警察に報告し、調査が進められていた。彼は一時「犯人が見つかるまでプレーしない」と宣言したが、後にそれを撤回して出場していた。
『L'Equipe』によれば、現在その高級時計窃盗事件の犯人はニースの同僚ラミヌ・ディアビ=ファディガが犯人である可能性が高まったとのことだ。
ラミヌ・ディアビ=ファディガは2001年生まれの18歳。ニースの下部組織で育成されたFWで、昨季16歳と10ヶ月という若さでプロデビューした有望選手だ。
U-16~18のカテゴリでフランス代表にも選ばれていた選手であり、近年のニースのアカデミーでは有数のヤングスターであった。
4月に左足首を負傷したことから今季はまだプレーしていない状況だが、この事件を受けて解雇に繋がる制裁が与えられる可能性があるという。