これまで多くのデンマーク人選手を輩出してきたアヤックス。その最新作ともいえる逸材がいる。
今月のインターナショナルマッチウィークで、デンマーク代表にデビューしたカスパー・ドルベア(Kasper Dolberg)だ。
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— AFC Ajax (@AFCAjax) 2016年11月20日
10月に19歳になったばかりのドルベアだが、アヤックスで得点を量産しており、エースの座に君臨している。一体彼はどんな選手なのか調べてみた。
1997年10月6日、デンマークのシルケボー近郊の街ヴォル(Voel)に生まれた。13歳で地元シルケボーに入団すると弱冠16歳でデンマーク1部リーグにデビュー。
その後アヤックスに引き抜かれると、PAOKとのCL予選でなんとデビュー戦初ゴールを記録した。その後リーグ戦でも得点を量産すると、2016年11月カザフスタンとのW杯予選で19歳にしてデンマーク代表にデビューした。
187cmというサイズがありながら、加速力に優れるほかボールタッチにも長けている。さらに、ユース時代にはフリーキックも何度も決めている。
『uefa.com』によれば、幼い頃はフットボールだけでなくハンドボールもやっていたそう。その後、シルケボーでプレーしている際にアヤックスの名スカウトであるヨン・ステーン・オルセンの目に留まる。同氏はグロンキア、エリクセン、イブラヒモヴィッチらを発掘してきた人物だ。
そのオルセンをはじめとしたアヤックスの首脳陣は彼の能力をこう評している。