今夏のマーケットでリヴァプールからの退団が噂されていたクロアチア代表DFデヤン・ロヴレン。ベテランながらファン・ダイクやジョー・ゴメス、ジョエル・マティプらのサブという立場が続いている。
イタリア方面に移籍する可能性が高いと言われていたが、最終的にはリヴァプールに残ることが決まった。
なぜ今季もイングランドで戦うことになったのか。『Daily Mail』によれば、彼は『Sportske Novosti』のインタビューに対してこう語っていたという。
デヤン・ロヴレン
「退団は検討した。僕はベンチに座ってお金を稼ぐのが好きな選手ではない。
とても満足はしていたよ。なぜならいつもリヴァプールは良くしてくれたからだ。それを大いにリスペクトしている。
クロップ監督は『聞いてくれ、君はトップクラスの選手だ、我々はローンで君を出すつもりはない。必要なんだ』と言ってくれた。
退団はしたかった。しかしそうはならなかった。リヴァプールからは必要だと言われ、それを受け入れた。
僕はいま最高の年齢で、素晴らしい調子で、精神的にも準備ができているし、経験は即座に買うことができないものだ。
周りの何人かは言ったけどね。『何を気にすることがある。ビッグクラブにいて、黙ってお金が入ってくるんだ』と。でも僕は幸せではない。
移籍マーケットが閉じたので安心したよ。毎日去就のことを聞くのにウンザリしていた。
『デヤンはあそこにいる』『いやこっちにいる』と書かれたが、僕はなにも知らなかったよ。悩まされたね」
退団したかったことは事実であるが、すでにリヴァプールへの残留を受け入れたというロヴレン。今季は巻き返しなるか?