世界的に急速な普及が進んでいるビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)。
先週末も様々なリーグでVARでの判定が行われ、ユヴェントスのクリスティアーノ・ロナウドがゴールを認められなかったことでも話題になった。
VARは試合の映像を見て判定する追加の副審を加えることによって、様々な状況において主審の判定をサポートできるというシステムだ。
『Mirror』によれば、その普及に従ってFIFAはさらなるビデオ判定の拡大の可能性を調査しており、そのための部門を設置しているとのこと。
その目的は、ピッチ脇に配置されるアシスタントレフェリーをカメラ、ロボット、コンピュータなどに置き換えられないかというものだ。
オフサイドラインの判定、そしてタッチライン際のジャッジについて、より正確な判断ができるのではないかと考えているよう。
これが現実になるまでには少なくとも数年間を必要とすると考えられているが、ジャンニ・インファンティーノ会長がVARを強く支持していることもあり、今後ともテクノロジーの導入は進んでいきそうだ。