『L'Equipe』は8日、「VARでの判定で発生する待ち時間に広告を導入するというプランが提案されている」と報じた。
2018年に行われたワールドカップで使用されたことで一気に広まったVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)。リプレイを見て判定する副審を追加することでより正確なジャッジを可能にするものだ。
ただその弊害として判定に時間を要するという点があり、長ければ1~2分間の中断を余儀なくされてしまう。
しかし、それを逆手に取るような提案がビジネス界から行われているようだ。それは「VARの待ち時間に広告を掲示する」というものだそう。
『Financial Times』がこれを専門家に分析してもらったところ、2018年のワールドカップではおよそ27分間の待ち時間があり、それを全て広告に使用した場合5000万~1億ポンド(およそ72.8~145.5億円)の収入を生み出す可能性があるという。
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ただ、レポートによれば現在のところFIFAはこれを拒否しており、UEFAは興味を示していないそう。前向きに検討しているのはリーガ・エスパニョーラであるとのことだが…。