アメリカで再び発生した銃乱射事件。テキサス州エルパソでは20人が死亡、オハイオ州デイトンでも9人が死亡し、現地に衝撃を与えている。
そうした中、アメリカの現役サッカー選手が銃規制を叫んだ。MLSフィラデルフィア・ユニオンの元アメリカ代表MFアレハンドロ・ベドーヤがDCユナイテッド戦でゴールを決めた後にこう叫んだのだ。
.@AleBedoya17 used his goal celebration to call on Congress to act on gun violence. pic.twitter.com/vbXjWk4EIl
— ESPN FC (@ESPNFC) 2019年8月5日
コーナーフラッグ付近に置いてある集音マイクに駆け寄ると、「議会よ、今すぐ行動を起こせ。銃の暴力を終わらせろ」と叫んだベドーヤ。この行動は瞬く間に拡散されるなど話題に。
『The New York Times』によると、MLSはベドーヤは処分に値しないと決定したとのこと。
政治的なメッセージに該当する可能性があったが、ベドーヤには罰金も出場停止処分も科されないだろうことを確認したという。また、MLSは選手が自らの意見を表明する権利を認める声明も出したそうだ。
The MLS Player of the Week for Week 22 is @AleBedoya17! 👏 pic.twitter.com/QZUbhbWqUS
— Major League Soccer (@MLS) 2019年8月5日
ベドーヤはファンらの後押しもあり、MLSの「Player of the Week」に選出されている。
【Qolyインタビュー】パリ五輪出場の東京ヴェルディMF山田楓喜、トッテナムのクルゼフスキを「自分の究極系」と語るワケ