アメリカでまた銃乱射事件が発生した。テキサス州エルパソでは20人が死亡、オハイオ州デイトンでも9人が死亡し、現地に衝撃を与えているという。

そうした中、アメリカの現役サッカー選手が銃規制を叫んだ。MLSのDCユナイテッド対フィラデルフィア・ユニオン戦で元アメリカ代表MFアレハンドロ・ベドーヤがゴールを奪った直後にそれは起きた。

ベドーヤはこの得点直後、コーナーフラッグ付近に置いてある集音マイクに駆け寄ると、「議会よ、今すぐ行動を起こせ。銃の暴力を終わらせろ」と叫んだのだ。

フィラデルフィア・ユニオンでキャプテンマークを巻くベドーヤは1987年生まれの32歳。

2014年のワールドカップにも出場するなど、アメリカ代表として66試合に出場した選手だ。

自身はアメリカ生まれながら、コロンビア人の元サッカー選手を父親に持つ。ボストン大を卒業した後に欧州でプロデビューし、2016年からMLSでプレーしている。

このベドーヤの叫びはSNSで拡散されるなどかなり話題になっている。今後大きな広がりにつながるだろうか。

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