アメリカでまた銃乱射事件が発生した。テキサス州エルパソでは20人が死亡、オハイオ州デイトンでも9人が死亡し、現地に衝撃を与えているという。
そうした中、アメリカの現役サッカー選手が銃規制を叫んだ。MLSのDCユナイテッド対フィラデルフィア・ユニオン戦で元アメリカ代表MFアレハンドロ・ベドーヤがゴールを奪った直後にそれは起きた。
Philly takes control early! @AleBedoya17 converts for the Union. #DCvPHI pic.twitter.com/HgKeDmBrtD
— Major League Soccer (@MLS) 2019年8月4日
.@AleBedoya17 used his goal celebration to call on Congress to act on gun violence. pic.twitter.com/vbXjWk4EIl
— ESPN FC (@ESPNFC) 2019年8月5日
ベドーヤはこの得点直後、コーナーフラッグ付近に置いてある集音マイクに駆け寄ると、「議会よ、今すぐ行動を起こせ。銃の暴力を終わらせろ」と叫んだのだ。
フィラデルフィア・ユニオンでキャプテンマークを巻くベドーヤは1987年生まれの32歳。
2014年のワールドカップにも出場するなど、アメリカ代表として66試合に出場した選手だ。
自身はアメリカ生まれながら、コロンビア人の元サッカー選手を父親に持つ。ボストン大を卒業した後に欧州でプロデビューし、2016年からMLSでプレーしている。
このベドーヤの叫びはSNSで拡散されるなどかなり話題になっている。今後大きな広がりにつながるだろうか。