プレシーズンツアーでアジアを訪れたユヴェントス。韓国ソウルではKリーグ選抜と対戦した。
だが、12年ぶりに韓国にやってきたクリスティアーノ・ロナウドが出場しなかったことで、現地では物議を醸している。
試合の主催者が、ロナウドは最低45分間はプレーする契約になっていると告知していたためだ。一方、ユーヴェ側はコンディション面で出場を回避したと説明。ただ、ロナウドはコンディションを理由にサイン会も欠席しており、そういうこともあって韓国ファンは怒っているとか。
そうした中、『朝鮮日報』は、ロナウドの欠場問題は集団訴訟に発展しうると報じた。
契約不履行で訴える相手はロナウドではなく、出場すると告知していたイベント主催者。主催者側は「ユヴェントスが契約を履行しなかった。異常なスケジュールは相手の意向に沿ったもの」と説明したというが、チケットを購入した2300人ほどが訴訟への参加意思を表明しているという。
チケット価格は3~40万ウォン(2700円~3.6万円)に設定されており、チケット収入だけで60億ウォン(5.5億円)を得ていたそう。そのうち300万ユーロ(3.6億円)をユーヴェは受け取っていたとのこと。