知念 慶(川崎フロンターレ)
レアンドロ・ダミアンが加入した今シーズンは1トップの3番手と数えられていたが、結果的に4試合連続ゴールを記録するなどコンスタントな活躍を見せ、約半数の試合でスタメン出場し、前半戦だけで昨季のゴール数を上回った。
フィジカル能力や両足のシュートのパンチ力はかねてから評価されており、今季はそれまで課題とされていた決定力が大きく改善されている。
上背はないが、リーグでは日本人トップクラスの精度を誇るポストプレーは、大迫勇也の代役確保が急務な森保一監督の目には魅力的に映っているかもしれない。
3月の親善試合コロンビア戦で、タイプの全く異なる鈴木武蔵に無理やり大迫と同じようなタスクを課していたことを考慮すれば、タイプの近い知念が代表招集される可能性もありそうだ。