マッシミリアーノ・アッレグリ監督の後任として、ユヴェントスの新指揮官に任命されたマウリツィオ・サッリ氏。
チェルシーではUEFAヨーロッパリーグ優勝を果たしたが、1年でロンドンを去ることになった。
そうした中、『Telegraph』が驚きの話を伝えている。
それによれば、チェルシー時代のサッリ監督は、アカデミーの練習を一度も見なかったほか、U-23チームの試合にも一度も顔を見せなかったという。
さすがに驚きだが、これには体制的な問題もあったようだ。
2011年に着任したアンドレ・ヴィラス=ボアス監督(当時)はトップチームとアカデミーを“分離”。それ以降、アカデミーの選手たちはトップとは別の施設に制限されることになっていたという。
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一方、新監督に就任間近とされるフランク・ランパード氏はトップチームとアカデミーの再融合を進める見込み。ユースチームの練習時間を変更して、トップチームの練習の前後に視察が行えるようにするという。また、ユースの試合も出来る限りチェックして、定期的にトップチームの練習にアカデミーの選手たちを招くプランを立てているとも。
チェルシーのアカデミー選手たちがコブハムにあるトップチームの練習場でジムを使ったり、先輩選手たちと食事をともにするのは2011年以来のことになるとか。