『Sport.de』は4日、「ボルシア・ドルトムントの香川真司は、代理人にスペイン移籍の希望を伝えている」と報じた。
ボルシア・ドルトムントとの契約は2020年まで残っているが、今季の後半戦ではトルコのベシクタシュに貸し出されていた香川真司。
以前からスペインへの移籍を望んでいると言われた香川は、ベシクタシュでコーチのグティ(元レアル・マドリー)と話したことで、さらにその意向を強めたという。
代理人を務めているのはAC Talentのアルトゥール・カナレス氏で、彼はサミュエル・ウンティティやジェラール・ピケらをクライアントとしている人物。
彼を通してスペインとのパイプを太くし、『Cadena Ser』によれば現在ドルトムントから受け取っている給与も大幅に削減する構えを見せているそうだ。
一方、トルコの『Skor』では「ベシクタシュの新しい監督は、香川真司の買い取りを最優先に動いている」と報じている。
今夏セニョール・ギュネシュに変わってアブドゥラー・アヴジュが新監督に就任したベシクタシュ。
LASKリンツのMFドアン・エルドアンやエルズルムスポルのDFロクマン・ギョルなど補強候補の名前はあがっているが、アヴジュ監督はまず香川真司をチームに残すよう要求しているそうだ。
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記事によればアヴジュ監督の強い要望によってベシクタシュはボルシア・ドルトムントとの交渉に再度臨むつもりで、購入オプション付きのローンで獲得する方針でオファーを送るとのこと。