ジェルソン・ロドリゲス(ジュビロ磐田)
“ルクセンブルク初のJリーガー”として話題になったロドリゲス。
ただ彼はポルトガル出身で、褐色の肌が示す通りルーツは大西洋に浮かぶアフリカの島国カーボヴェルデ。カーボヴェルデといえばラーションやナニなど、ずば抜けた身体能力を持つ選手たちを生み出してきた。
ロドリゲスにもそれは受け継がれている。先週末のベガルタ仙台戦で見せたこのドリブルは、まさにその血が騒いだ形だろうか。
左サイドでボールを持ったロドリゲスは、そこからドリブルで次々とDFを抜き去る!50メートルはあろうかという距離を独走し、ゴールまで迫った。
ドリブルというとすぐに上手い選手を思い浮かべるかもしれないが、こうした単純なスピードでぶっちぎるのも爽快で気持ちがいい。