杉本 太郎(松本山雅)
かつてユース年代の国際大会で活躍し、柿谷、宇佐美、南野に次ぐスター候補と考えられた杉本。
プロ入り後は伸び悩んでいたがようやく結果を残し始めており、先週末には古巣・鹿島との一戦でその片鱗を感じさせるプレーを披露した。
どんな狭いエリアでも乱れない正確なボールコントロールが武器で、特にドリブラーというタイプではない杉本。
しかしこの場面では、左サイド敵陣深くでボールを奪うと、抜群の切れ味とスピードでペナルティーエリアへ。さらにダブルタッチでDFをかわし、シュートにまで持ち込んだ。
ユース時代の雄姿を知るファンであれば、きっと杉本太郎という“天才”をまだ諦めてはいないはず。ここからの逆襲に期待だ。