『Mirror』は9日「チェルシーのマウリツィオ・サッリ監督は、アメリカでの親善試合に不満を見せた」と報じた。
9日に行われたヨーロッパリーグ準決勝でアイントラハト・フランクフルトをPK戦の末に破り、アーセナルとのファイナルに駒を進めたチェルシー。29日にアゼルバイジャンの首都バクーで今季を締めくくる試合に臨む。
プレミアリーグは今週末に最終節を迎え、通常は2週間以上の休息と準備が可能になるのだが、チェルシーはなんと閉幕後すぐにアメリカへと向かうことになっている。
15日にはマサチューセッツでニューイングランド・レヴォリューションと慈善試合を行い、反ユダヤ主義や人種差別撲滅のための資金を集めるための活動に参加する予定だ。
試合を終えたサッリ監督は以下のように話し、スケジュールにはやや不満を述べつつも、準備期間は10日間あると語ったという。
マウリツィオ・サッリ
「残念ながら、我々はこれからアメリカへと行かなければならない。
しかし、それから決勝に向けて準備するために10日間があり、そしてエネルギーを回復させなければならない。
前半はとてもいいプレーをしていたが、ハーフタイムの後はトラブルに見舞われた。10分のパニックでゴールを決められた。
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最後は良くなったが、延長戦では疲れが見えて難しくなった。怪我で3人が起用できず、アンドレアス・クリステンセンとルベン・ロフタス=チークを試合中に失った。
簡単ではなかった。しかし最終的には決勝までたどり着くことが出来た」