日本には足元の技術に優れたタレントが多く育っているが、その分、貴重なのがスピードのある選手だろう。

今回は、日本サッカー界を代表する“スピードスター”たちの現在を見ていこう。

宮市 亮(ザンクト・パウリ)

宇佐美貴史らと同じ“プラチナ世代”の一人で、高校在学中にアーセナルと契約を結んだ宮市。

貸出先のフェイエノールトで衝撃的なデビューを飾ると、不振に喘ぐ名門の残留に貢献。圧倒的なスピードで外国人をぶち抜く姿は、日本人の新しい未来を予感させた。

その後はサッカー人生を左右しかねないほどのケガに苦しんでいるが、昨年9月に2年4か月ぶりとなる得点を記録すると、そこから今季5ゴール。うちヘディングが4点と新しい姿を見せている。

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自身はまだ日本代表復帰への希望を捨てていない。先日の試合で負傷してしまったが軽傷であることを祈りたい。