『Daily Trust』は1日、「ローマに所属しているナイジェリア人DFヌラ・アブドゥラヒは、現役引退を決断した」と報じた。
ヌラ・アブドゥラヒは1997年生まれの21歳。アブジャFCで育成されたものの若くしてイタリアに渡り、2013年にスペツィアに加入したサイドバックだ。
それからラヴァニェーゼへのレンタルで経験を積んだ後、2015年にローマへと引き抜かれていた。昨年は2部のペルージャにローン移籍してプロデビューを果たしており、今後が期待されるタレントだった。
しかし彼は2018年3月に心臓の検査で異常が発見されており、その後はプレーすることなく病気の様子を観察していた。
そして今回彼は21歳で現役を離れることを決断し、生命の安全を最優先にすることにしたそうだ。
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なお、ローマとは2021年まで契約が残っており、クラブ側はそれを尊重してスタッフ、スカウト、アンバサダーなどの役割を与えることを検討しているという。