UEFAチャンピオンズリーグ準決勝で対決するアヤックスとトッテナム。
アヤックスはレアル・マドリーやユヴェントスを撃破してここまで勝ち上がってきた。10番を背負うのは、セルビア代表MFドゥシャン・タディッチだ。
サウサンプトンで吉田麻也ともプレーしたレフティは、ヴィクター・ワニャマらかつての旧友と対戦することになる。
そのタディッチが『Daily Mail』のインタビューに答えた。アヤックスが誇る2大若手スターについてはこんな話も…。
ドゥシャン・タディッチ(アヤックスMF)
「マタイス・デ・リフトやフレンキー・デ・ヨングのような若手選手はこれまでの人生で見たことがない。
クオリティだけでなくメンタルもだ。
レアル戦でもユヴェントス戦でも彼らは微塵も緊張していなかった。自信に満ち溢れていたよ。
そういう姿勢はお金で買えるものではない。
でも、ああいう恐れ知らずの若手たちを見ることはおかしなことではないんだ。
アヤックスのDNAさ。彼らはプレッシャーなどお構いなしだ。常に自分たちのフットボールをするし、ボールを支配しようとする。
何かにチャレンジして、もしミスをしたとしても問題ない。
監督から何か言われるかもしれないとすれば、それはチャレンジしなかった時だけだ。
だから、自分もレアル戦であのターンをやろうとした時に躊躇いはなかった」
デ・リフトやデ・ヨングのメンタル力は並外れていると感じているとか。
また、タディッチはレアル相手に華麗なマルセイユルーレットを決めたが、それはチャレンジすることが許されるアヤックスのチームスタイルによるところがあるようだ。