ミゲウ・カルドーソ

今季2回の解任を経験したポルトガル人指揮官。攻撃サッカーを標榜する戦術家として知られており、2017-18シーズンのリオ・アヴェで大きな話題を集めた。

昨年夏にはフランスリーグのナントに就任するも、戦術を浸透させられず、エースのエミリアーノ・サラも使い切れず、わずか8試合で解任された。

そして次はセルタの監督に招かれるも、こちらでも成績は伸びずに15試合で解任。他のクラブが手を出しにくい状況になっていることを考えれば、欧州以外のクラブにとってはチャンスなのかもしれない。

デイヴィッド・ワグナー

ドイツ生まれのアメリカ代表選手だったワグナー。現役引退後、マインツ時代の同僚であったユルゲン・クロップの誘いでボルシア・ドルトムントのコーチングスタッフになった。

2015年から指揮してきたハダーズフィールドではプレミアリーグ昇格を成し遂げ、この立場のチームでは珍しく3シーズン以上監督を務めることになった。

今季は残念ながら1月の段階で最下位になってしまったことから解任されている。相互の合意で契約が解除されているのも、彼を雇いたいクラブにとっては朗報だ。フラムが来季の監督として狙っているとも…。