『Globoesporte』は7日、「ゴイアス州選手権準決勝の終了後、アトレチコ・ゴイアニエンシとヴィラ・ノヴァの選手が衝突した」と報じた。

試合は日曜日に行われ、1-0というスコアで終了。アトレチコ・ゴイアニエンシの勝利で終わったが、審判のホイッスルが終わった後に混乱が始まった。

記事によればきっかけはヴィラ・ノヴァの選手がアトレチコ・ゴイアニエンシのFWペドロ・ハウーに向かっていったところから始まったという。

ペドロ・ハウーはサポーターと一緒に勝利を祝っていたと話しているそうだが、ヴィラ・ノヴァからは挑発行為だと受け取られたようだ。

両チームの選手たちがもみ合うことになり、出場した警備員は鎮圧のために選手に対して催涙ガスを放出。混乱の中で試合が終わることになった。

また、このもみ合いの中でアトレチコ・ゴイアニエンシのフォトグラファーであるパウロ・マルコス氏が負傷しており、脚を骨折している疑いで病院に運ばれたという。

警察によれば、ヴィラ・ノヴァの選手とスタッフ計4名(ハファエウ・サントス、パトリック、ケケ、ヘナン・リマ)が事情聴取のために警察へ連行されているとのこと。

場に居合わせたアトレチコ・ゴイアニエンシの会長アジソン・バチスタは、「ヴィラ・ノヴァのGKハファエウ・サントスが混乱を引き起こした。彼は永久追放すべき」と話しているそう。

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アトレチコ・ゴイアニエンシの監督を務めているのは元日本代表FW呂比須ワグナー氏。決勝進出は決めたものの、後味の悪い勝利となってしまった。

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